みなさん、こんにちは。
株式会社さびらの安里です。
先日、立憲民主党・れいわ新選組世田谷区議団のみなさんをご案内しました。 今回は視察の様子をご紹介します。
それではさっそく本題へ
今回は普天間基地周辺のフィールドワークになります。コースは、嘉数高台公園→上大謝名さくら公園→沖縄国際大学の順番でご案内していきます。
1.嘉数高台公園
・嘉数高台公園の説明板
沖縄戦から普天間基地まで幅広く学べる沖縄県内唯一といえる場所です。基地の成り立ちの話(沖縄戦直前)から時系列に説明。
・嘉数集落の壁(銃弾の跡)
嘉数集落の家の壁を壁ごと移設し、日米両軍の激しい戦いの跡を見ることができる。
・日本軍の陣地壕
嘉数の戦いの際に使用した、日本軍の陣地壕の入り口を確認でき、日本軍の戦い方や日本軍と住民の関係性などを案内。
・嘉数の塔
嘉数地域で亡くなった方々の慰霊碑。沖縄戦において、嘉数地域の戦死率は約50%を超えている。
・京都の塔
沖縄戦で亡くなった京都出身日本兵の慰霊碑。
嘉数の戦いでは京都出身の日本兵が約2600名亡くなった。
・トーチカ(下記の写真)
嘉数の戦いの際、日本軍が使用した壕。沖縄県内や国内でもそのままの形で残っているのは珍しい。激しい戦いの様子なども見ることができる。
・嘉数高台公園展望台
普天間基地を上から眺め、普天間基地の成り立ちや住宅との距離などの問題点、基地被害の現状をパネルなどを使って案内した。
2.上大謝名さくら公園(米軍基地に隣接する暮らし )
普天間基地滑走路の延長線上にある公園です。米軍機の離着陸時に起きる騒音、米軍基地から出る土壌汚染(有機フッ素化合物(PFOS・PFOA))などの住民の生活に関わる事柄を宜野湾市の基地対策課が公開している資料を使って説明しました。
※上記の写真は別団体を案内した際の写真になります。
3.沖縄国際大学(米軍ヘリ墜落事故)
2004年8月13日に普天間基地所属のヘリコプターが沖縄国際大学に墜落した事件を説明し、事故から見えた日米地位協定課題などを説明しました。
今回は約1時間30分、嘉数高台公園、上大謝名さくら公園、沖縄国際大学を巡りました。
お問合せ
株式会社さびらでは、議員視察や社員研修など一般向けの平和学習プログラムも提供しております。
実施場所:
・普天間基地周辺 ・嘉手納基地周辺 ・その他場所
所要時間:60分
ご利用料金などは下記の画像よりお気軽にお問合せください。
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